プロローグ

10/16
前へ
/37ページ
次へ
意外と反抗してきた舞島、何時もならばふざけてふざけてふざけてまくって球○川さん並みに無かったことにしているはずなのに反抗してきたとは……なにかあったか? まぁふざけるが 「何を今更、愚問であるぞ舞島!金で出来た仲ではなかったのか!?金で出来た友情じゃなかったのか!?さぁ!その財布の紐を緩めようじゃないか!!さぁ!!」 手を大袈裟に手振りをしながら迫るように歩み寄る、端から見たら百人中百人は変人と答えるね 「悲しいww悲しいよまもるwwお母さんそんな子に育てた覚えはwwなっすぃんぐ!wwwwてゆうかwww戒君wwwwうしろwwうしろぉぉぉぉおおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」 ……え? 舞島が微妙に震えながら指さす先は、ちょうど俺の後ろにある廊下 何もないだろう、確認はしていないが今の俺に近づく奴がいたらよほど肝が据わっている生徒だ 要するに逃げようとしているんだな、この妙なテンションがうざすぎて でもな、そんな子供だましにひっかかるかっつーの 例え、後ろからの威圧で冷や汗が止まらなくても、そこには誰もいないんだ 例え、肩に誰かの手が俺の筋肉が軋むほど握ってても誰もいないんだ
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

333人が本棚に入れています
本棚に追加