プロローグ

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「別に今逆パカするとは言ってない、次やったらの話だ」 その次が恐いんだ、次もない方が楽だろ? 舞島はそこら辺を学習しないからな。いや、学習してるがやってないのか てかあいつは何かと謎なんだよな、急に静かになるし 舞島のことは今度考えよう 「次だって嫌なんですよ、後回しは誰だって嫌でしょう?」 そういって流してみる、怒られはしないしもうこの会話を終わらせないと 他の生徒が睨んでくる、その目で人を殺せるかもしれない …冗談だよ 「…ふむ、そういうもんか。じゃあもう何もないから帰っていいぞ、はい解散!」 いつもどうりながら適当な教師だ、担任じゃないから別に関係ないが 今日は風邪で休みらしい、あの人だから本当に風邪をひいているかどうか定かじゃない シリアス風に教室の扉を開けながら考えていた、知られたら馬鹿みたいに恥ずかしくなる 隣のクラスには舞島がいて、まぁあの喋り方だからあまり友達がいないと。だから日給一万円で友達をやってあげている俺たちが登下校を共にしたり、昼飯を共にしたり、遊んだりしてあげているのだ 「というわけで舞島、一万円くれ」 「どういうwww訳わかんないよwww薫君wwなwwみwwだwwめwwww薫wwのwwライフはゼロよwwwwwww」
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