もう一方の過去、そして都市ケトンへ

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カイルangle 「ふぅ…やっと着いた…」 俺は気を失ったレウを担ぎながら坂道を下り、やっとケトンに辿り着いた。 「…にしても…話には聞いてたけど…本当にレンガ造りなんだな…」 さっき潜った門、そして地面、建造物。 木すら使っている気配はない。 リーバルリンデ王国はここらで有数の進展王国だ。 他にも、いくつも国があるが、貧困問題が跡を絶たない。 それに便乗して、強者は彼らの頂点に立とうとし、勝手に権力争いをして国民を巻き込んみ、生き残りは奴隷の様に扱う。そんな国も少なくない、そう学校で教えてもらった。
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