もう一方の過去、そして都市ケトンへ

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「閉まってるみたいだけど…、人いるのかな」 古びたこのレンガ造りの他より多少大きめな建物には、病院を示すマークがある。 恐らく、病院かなんかで間違いは無いだろう。 「すいませーん、誰かいませんかー!!」 俺はノックをしながら…まぁ、扉もレンガ造りだから、ノックは相当痛い。それも、無意味に等しいだろう。 「すいま…」ガチャ 扉が開いた。 「あ、ちょっとみてもらいたい人が…うわっ!!」 俺はいきなり中に引きずり込まれた。
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