もう一方の過去、そして都市ケトンへ

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『グ…ール……?何だそれ…?』 俺がそう思っていると、男がしゃべりだした。 「ほう……俺がグールだとわかったってことは…お前神愾(キース)か」 『キース…?またわからない言葉が…』 その時だった。 「ぐっ!!」 身に覚えのある頭痛が走った。 《ほう……カイルは自分がキースだって伝えなかったのか》 『この声…!!レウか!?』 《何いってんだ、お前もレウだろうが》 『ちゃかすな!!キースだのグールだの、なんなんだよ!?』 《まあ、落ち着け》
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