入学式

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―――――――― 瑛太「やっと静かになったな」 舞「・・・・・・えーた・・・・・・今日は・・・・・・ありがと」 瑛太「またそれか?いいってことよ」 舞「・・・・・・えーたは・・・・・・いつも・・・・・・私を・・・・・助けて・・・・・・くれる」 舞「・・・・・・・私も・・・・・・・えーたを・・・・・助けたい・・・・・・支えたい」 瑛太「舞・・・・・・・・」 正直、舞がそんな事を思ってるなんて思ってもみなかった。俺はたくさん舞に助けてもらっていたからだ。 だからこそ、俺はこの言葉しか浮かんで来なかった。 瑛太「お前は俺を十分助けてくれてるよ」 瑛太「受験勉強だって、舞がいなかったら落ちてた」 瑛太「料理だって舞が教えてくれだから出来るようになった」 瑛太「お前は俺にとってとても大切な存在なんだ」 舞「・・・・・・・・・えーた」 瑛太「だから舞は舞が出来ることをやってくれたらそれで十分だよ」 舞「・・・・・・・・・ん・・・・・・・・・・・ん」ポロポロ 舞は二回大きく頷いてから泣き始めた。 舞「・・・・・・私に・・・・グスッ・・・・・・・・とっても・・・・・・えーたは・・・・・・・ッ・・・・・大切」 瑛太「そうかそうか・・・・・・・・舞、これからも宜しくな♪」 舞「・・・・・・・・・・ん」ギュッ 舞はそういって瑛太に抱きついた。 夕日はそんな二人を優しく照らし続けていた。
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