9月23日

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プシュー。 電車が閉まる音と共に車内の密度は最高潮になる。 右から左から後ろから前から押され、行き場のない体はただひたすらそこの場所をキープするしかない。 ようやく涼しくなってきたものの、このぎゅうぎゅうの電車じゃ蒸し暑く、次第に酸素さえ薄くなってきたように思えた。 こんなとき私は好きな音楽を聞きながらひたすら無心になる。
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