忍び寄る闇の足音
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――グラウンドで練習している最中、風丸はふとフェンス越しの視線に気づいた。 …かつての陸上部の後輩である、宮坂がこちらをじっと見つめている。 風丸と僅かに目が合った瞬間、宮坂はごまかすように視線を逸らした。 恐らく、宮坂はまだ諦めきれないのだろう。 …風丸がサッカー部に転部したあの時から、ずっと。 「…ごめんな、宮坂……。」 誰にも聞こえないような声で、風丸は宮坂に詫びた。
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