20人が本棚に入れています
本棚に追加
/157ページ
訳あって猫から人間になっちゃった娘だ。世間の男が大好きな猫耳や尻尾だってある。
普段は帽子をかぶって猫耳を隠している。
「来たか虎丸。」
この渋い声のおっさんが俺の師匠。実は師匠も人間じゃないらしい。
「今日はなんすかね?」
「うむ。これだ。」
手渡されたのは日本酒。
「Why?」
おもわず呟いてしまった。
何故?何故日本酒?
「高校入学祝いだ。」
嘘だぁぁぁぁぁ!?
ただそのためにオレは呼び出されたのか!?
「今日は飲もう!」
「オレまだ高校生!?」
突っ込んでやった。師匠は師匠でおぉそうだったな。と素だった。
最初のコメントを投稿しよう!