プロローグ

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訳あって猫から人間になっちゃった娘だ。世間の男が大好きな猫耳や尻尾だってある。 普段は帽子をかぶって猫耳を隠している。 「来たか虎丸。」 この渋い声のおっさんが俺の師匠。実は師匠も人間じゃないらしい。 「今日はなんすかね?」 「うむ。これだ。」 手渡されたのは日本酒。 「Why?」 おもわず呟いてしまった。 何故?何故日本酒? 「高校入学祝いだ。」 嘘だぁぁぁぁぁ!? ただそのためにオレは呼び出されたのか!? 「今日は飲もう!」 「オレまだ高校生!?」 突っ込んでやった。師匠は師匠でおぉそうだったな。と素だった。
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