序章

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序章

戦争が終わった。 生きる為に強くなったのに戦争の終結により稼ぐことが出来なくなり、今じゃゴミでも貴重になってしまった。 こんな寂れた国じゃ、俺みたいな奴だけでなく他の連中も生きるのに必死だ。 こんな街早く出ていきたい。 しかし、何処へ行こうが稼ぎ仕事がない今どうしようもない。 殺すことでしか稼いでなかった俺はこれからもずっとこの寂れた国で一生汚い人生を送っていくしかないのだろうか? そんなことよりも今日はやたらと騒がしいな。 どれ、ちょっくら様子でも見に行くか。
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