プロローグ

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『皆さん、一体誰がこの展開を予想したでしょうか!?40年間の無敗を誇る名門、帝国学園がまさかの0-9!』 何が起こったのか、よく分からなかった。 …会場に響く、聞きたくないアナウンス。 フィールドに倒れ伏す、チームメイト。 「ふふ…これが神の力さ。」 3対の翼を持った神を名乗る少年は、長い金髪を揺らして呟いた。 「……っ」 思わず立ち上がった時にはもう遅く。 …残されたものは、苦い苦い敗北の味と、底知れない罪悪感。 ――そうして「彼」は、纏わりついて離れない罪悪感から逃れる為に、自己犠牲の道を行く――。 -End-
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