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北斗は自己紹介をする、壇上にあがった。
北「ども、神凪北斗です。」
まずは名前を名乗って周りを見渡してみた。
ほぼ全員がこっちをしっかりと見ている。
だが大半が見ているだけで何かをおもったりしているわけでもなく、ただ見ているだけだった。
その中にひとり不思議な人がいた。
一番窓側の席にいる銀髪で翡翠色の瞳をしていた。
一目見ただけで吸い込まれるようだった。
先「どうしました?」
あんまり長く黙っていたので先生が声をかけてきた。
北「え!?、あ、すみません。ちょっとボーっとしてました。」
先「そうですか。では続けてください。」
北「はい、わかりました。俺は…。」
このあとまぁとにかく普通なつまらない自己紹介をした。
でもその間もずっと『心、ここにあらず。』という感じだった。
北斗は完全にあの銀髪の少女が気になっていた。
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そして自己紹介はどんどん進み、ついに最後のひとり、あの銀髪の少女の順番になった。
先「じゃあ次はユーリ・翔子・レイナードさん、お願いします。」
ユ「はい。」
彼女は立ち上がって壇上に向かった。
彼女が立ち上がる瞬間、クラス全体がざわついた空気になった。
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