白光の籠手

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ユ「前にコンビニで買ってきたやつを食べたから今日はいいかな。それより北斗こそ体は大丈夫なの?」 大丈夫といえば大丈夫じゃない。 今は応急処置をしてあるから体は動かせるが、とにかく体力と魔力をかなり消費していて普通なら動けないレベルらしい。 なんで俺、動けているんだろう。 北「打撲が数ヶ所、体中に擦り傷で骨折とかはゼロ。ま、明日には結構回復しているだろうな。」 ユ「そっか。まぁあれだけやればそうなるよね。」 確かに初の実戦であれはやりすぎだろう。 しかも貰った武装をいきなり実戦使用。無論、訓練も無し。 まったくもって普通じゃない。 ユ「でもすごいよね。初の実戦であそこまで動けてしかも敵も撃破出来るなんて。」 そんなすごかったんだろうか。 俺としてはイメージと若干違ってすこしやり辛かったんだが。 ちなみにイメージと言うのにかなり秘密がある。 北「実はな、戦闘は初めてじゃないんだ。実戦は確かに初めてだけど。」 ユ「え?どういうこと?」 北「えっと…持ってきていたかな…?」 そのものを取りに、持ってきたカバンを漁った。 北「お!あったあった、これだ。」 発見したものをカバンから引っ張り出した。
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