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北「姫羅アリーシャ。そいつがその変態天才技術者サマの名前だ。」
さっきも言ったが自称だ。
北「日本人とイギリス人のハーフで外見は完全にイギリス人寄りだな。腰まである金髪、それに赤い瞳。でも目はなんかいろいろと改造しているうちに赤くなったらしいけど。」
ユ「自分の体まで改造してんの…?」
ユーリはかなり驚いていた。
というより若干引いていた。
北「俺も最初は有り得ないと思ったけどなれちまったからな…。」
ちなみに実験台として改造されかけたこともある。
寝込みを襲われて本当に危なかったな、あの時は。
北「で、まぁ聞いた感じでもう変なやつってわかるだろ。」
ユ「…ぶっちゃけね。」
北「性格はとにかくクレイジーだったな。先生に目を付けられるどころかむしろ先生が関わらないようにしていたくらいだ。」
まぁ実際は放置ではなく、先生では手に負えないから俺に頼み込んできたのだが。
ユ「ほんとに凄いね、その人。ある意味、会ってみたいかも。」
北「マジで勘弁してくれ…。出来ればなるべく関わりたくない…。」
俺は多分、とんでもなく嫌そうな顔をしていたと思う。
そんな様子を見てユーリは笑っていた。
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