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~駅前~
ペットショップの外見はすごく派手だった。
まっピンクだし…。
いかにも、おとぎ話にでてきそうな感じだった。
「すご~い!」
瑞希の目はキラキラしている。
まぁ、瑞希はこんな感じのやつが好きだしね。
「それじゃ、入ろっか。」
「うん♪」
中に入ると、まるでおとぎ話の世界に入った様に思えた。
可愛いらしい内装。
きらびやかなシャンデリア。
普通のペットショップとは全く違う。
「わぁ~!!お城みたい!」
瑞希のテンションがMAXに近い。
すると、私は足に何か違和感を感じた。
「ワンっ!」
私の足元には、可愛いトイプードルがいた。
「「超可愛いぃぃ!」」
私と瑞希は声を揃えて叫んでしまった…。いい歳なのに。
私はトイプードルを抱き上げると、トイプードルは嬉しそうにしっぽを振る。
「可愛いなぁ~…」
瑞希を見ると、瑞希はチワワと戯れていた。
瑞希もチワワも可愛いすぎる←
その時
「お客様、いらっしゃいませ。当店に訪れたことを感謝いたします。」
後ろから声がし、振り返ると、ゴスロリファッションに身をつつんだ、美しい女性が立っていた。
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