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燐は俺に言われた通り教師が来て俺を起こした。 まだ隣の人来てねぇな…。 うっさくないのがいいな…。 そんなことを考えていると担任らしき教師が挨拶を始めた。 男でなんかウザそう。 林恭介という担任は俺らに[はやきょう]と呼べと言った。 俺は呼ばないけど…。 そっから地獄の入学式が始まってしまった。 校長話し長い。 でも俺は校長の長い話しを聞きながら考えていた。 林は朝から俺の隣の人の事に一切触れなかった事。 もしヤンキーで学校サボったんなら「こいつサボった。」とか言う。 それにもし病気で休んだとしても一番最初なんだ。 なにか一言くらい言うだろう。 なんだ? めっちゃ気になる。 でも一つ分かった事はヤンキーじゃない事。 やっぱ隣なんだからそこは重要だよな。 一人で考え込んでいると知らない間に入学式が終わっていた。 そして俺らは林からの連絡とか聞いたりして家に帰った。
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