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下駄箱に行くと燐達がいた。
「モテ男おかえり!」
「おかえりー!」
ウザい。
ニヤニヤしやがって。
「なんて言われたの?」
聞いて来たのは蒼空だった。
バカ二人は普通に流してるけど俺は驚いていた。
「なぁって!教えろよ!」
「ボーとすんな!」
バカ二人がほざき出したから菜々って人からもらったメモ帳を見せた。
「えー!アドじゃん!」
「メールすんの?」
「うっせぇな。するわけねぇだろ。バカか」
「えーもったいない。」
燐…。
ウザい。
「てかさ誰のアド?」
「あーえっと…。菜々ってヤツだったと思う。」
「うろ覚えかよ!てかその人何組?一年?」
なんか樹里がしつこい。
「知らねぇ。」
「は?」
なんだよ。
「聞いてないの?」
燐まで…。
「えっ?なに?この人なんかあんの?あっ燐が惚れたとか?」
「ちげぇーよ!」
「じゃぁなんだよ?」
「なんとなくだよー!」
はっ?
意味わかんねぇ。
散々聞いときながらなんとなくってなんだ?
「帰るぞ!」
「あっ待てコラ!」
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