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俺達は帰りながらいろんな話をした。
正確に言うと樹里と燐の弾丸トークを俺と蒼空が聞いている感じだ。
ちょっとイライラしている。
二人の話が途絶えた時を見計らって…。
「お前らしゃべりすぎ。」
「えっ?」
「いやさ、えっ?じゃなくて。燐テンション高すぎだし。」
「いやー。女の子友達と男友達一人ずつ出来た感じでさぁー!」
「はぁー?蒼空は男じゃないよー。女の子だよー。」
「えっ?」
蒼空も驚いているが俺も驚いている。
樹里は本当にバカだ。
燐もポカーンとしている。
「なに?なになに?」
「お前バカだろ?」
燐が珍しくバカって言った。
「はぁ?」
「蒼空ちゃんは女の子友達に決まってんじゃん。」
燐が言った。
「お前が男だよ。」
「なんか陸に言われたらムカつくんですけど。」
「えっ?お前って男じゃなかったの?」
今の発言で相当ムカついたらしくギャーギャー言っている。
ハハハ。
俺結構ドSなんだよね。
樹里 俺のオモチャ決定!
この後もかなりイジメた。
でも結局蒼空とはあんま話せなかった。
明日だな。
明日話そう!
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