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あの海に燐と行った日からかなりたった。
燐とは相変わらずな感じだ。
そして気付くと明日から高校生活が始まる。
「明日から学校だなー!」
「あぁ。」
うるせぇ。
「同じクラスがいいなー!」
「あぁ。」
いやだよ。
「バンド組めるといいなぁ…。」
「そうだよな。いいヤツ探さねぇとな…。」
「明日7時20分にお前ん家に行くからなー!」
来なくていいよ。
「一人で行くよ。」
「冷てぇーこと言うなよ。」
「明後日からな。」
「えっリアル?」
「あぁ。」
「分かったよ。俺もたまには一人の気分を味わってみるよ。」
「悪いな。」
「そんなこと言うなよー。俺ムナイじゃん😅。」
「じゃ明日学校でな。」
「あいよ。」
悪いな。
俺、なんか明日の朝からあの海に行きたいんだよな…。
理由はわかんねぇけど…。
まっ学校に行く途中にあの海があるのも一つの理由なんだけど…。
でも明日5時起きだ。
もう寝よう。
俺はこの何となくの適当な決意が
これからの俺の生活が大きく変わることになんか全く知りもしなかった。
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