5/14
前へ
/58ページ
次へ
昨日の決意通り、俺は5時に起きてあの海に行った。 やっぱ寝みぃ…。 風も気持ち。 ここで寝ようかな。 あと一時間後くらいにここを出発すれば余裕だ。 俺はケータイの目覚ましセットして横になった。 ウトウトしだした俺はさぁ寝ようとした時…。 足音が聞こえた。 あまりにもいきなりで俺の眠気もどっかに吹っ飛んだ。 飛び起きて足音のするほうを見ると女の子が歩いて来た。 黒くてキレイな髪。 身長は結構高い。 俺より10㎝低いくらい。 痩せていて本当にスタイル抜群。 顔もめっちゃ整ってる。 俺はふと彼女の瞳から目が離せなくなってしまった。 なんであんなに寂しそうなんだ? 彼女を見つめてると彼女がこちらに気付いた。「あっスミマセン。全然気付かなくて。」 「えっ あ、あぁいえ…。」 なんでどもってんだよ…。 「あ、あの顔に何かついてますか?」 ヤベ💦 見すぎたかな…。 「えっ いや別に何でもないです。スミマセン。」 「あ いえ。」 なんかメッチャ微笑まれた。 なんかドキッてした。 なんだこれ? よー分からん感覚だ。 「じゃぁ失礼します。」 えっ 帰んの? 「あっ待って!」 なんで呼び止めたのか自分でもわかんねぇ。 当然彼女は振り向く。 振り向かれるとまた困る。意味わかんねぇ 俺。 「はい?」 「いいよ。俺が帰るから。」 「えっ?でも…。」 何か言ってるようだけど俺は無視して学校へ行った。
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加