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学校につくと何故か燐がいた。
「燐。なにしてんの?なんでこんなに速いの?」
「そんなにビビんな!」
「ビビるだろ。今日は嵐になる。絶対なる。」
燐は遅刻の常習犯だ。
こんなに速い時間に学校に来るってことは修学旅行のとき以来だと思う。
「嵐ってなんだよ!俺はクラスを速く知りたくて速く来たんだよ。」
「へぇー。」
興味ねぇー。
「なぁクラス見に行こうぜ☆」
☆ってキモい。
「あぁ。」
俺達はクラスを見に行った。
「おぉー!」
いきなり大声出すからかなりビビった。
「うっせぇーな💢なんだよ💢」
「ハハハ!陸君!今年もまた同じクラスのようだね。」
「はっ?」
俺は自分の名前を探すために名簿をガン見した。
隣で燐がまだしゃべってる。
「いやー。俺達仲良しだから。」
イラッ💢
っとして燐の頭を殴った。
「いてぇー!なんだよ!」
一年三組だった。
燐の言う通り燐と同じクラスだ。
まぁでも最初だからいいか。
一緒の方がバンドの仲間を集めやすい。
まだ一人でしゃべってる燐を置いて俺は教室に行った。
「あっまてコラ!」
うっせぇ。
「バンドの仲間集め楽しみ。」
「そうだな。」
絶対いいヤツら集めるんだ。
俺は楽しみな気持ちを抑えながら教室へ向かった。
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