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片翼の悲しいお姫様
キラキラと輝き、風の様にそっと包むような優しい旋律、僕の心を一瞬にして捕らえてた。
「...お前の演奏なんて、大したことがないな!」
完全な負け惜しみの言葉を君にぶつけたアイツ。
君は、傷付き、君の旋律が変わってしまった。
僕は、アイツを懲らしめてやりたかったけど、君に憧れるだけで、何も言えない......
キミヲマモリタイ
もう一度、聴かせてよ
君らしい優しい伸びやかな旋律を
キミが自由のツバサ奪われたなら
僕が支えになるから
どうか 音楽を嫌わないで......
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