プロローグ

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目をキラキラさせ、俺を見ている二人を浜に残し、俺は荒れている海の中に入った。 いつもより波は高い。 俺はボードを沖に向けこぐ。 「かっこいい~」 浜で歓喜の声を上げる二人。俺はその声に後押しされながら、沖に向かう。 多少荒れてるけど俺にとっては、サイコーの波だ。 俺はボードの上に乗った。 いつものように、上手く乗れるはずだった。 その時… 予想を越えた大波が、俺を襲った。波は大きくうねり、俺に白い牙を向けた。
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