1、優樹菜とお兄ちゃん

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6時30分 服着て、化粧普通通り、自分で言うとなんだけど身支度早い方かな いつもは、この時間は、まだ寝息をたてている頃だろう 今日は、珍しくペコとお散歩 優樹菜の合格の為の願掛けと、いうこともあっていつもより早起き 「お兄ちゃん、オハヨー」 声する方をみると、中等部の制服を着た小さい優樹菜が、私の胸に飛び込んできた かわいいな…大きさは、私の身体の半分ぐらいしかないけど 髪さらさらで、朝シャンの匂いがする。 「シャドウサーバント成功?こんな難しい魔砲までつかえるようになったの?」 魔砲学、私が理論から作り出したまだまだ新しい魔術 影・海・時・星の四種の上級属性を元にしている 今のところ使うことができるのは、優樹菜ともう一人の子… シャドウサーバントは、影と星をかきあわした合成魔砲 まぁ…まだあまり実用性が今のところないけどね。 創作者の私が星の属性しか持ってないのに優樹菜、彼女は、星と影の2つの力を持ち合わせている。 「うん!僕、お兄ちゃんにあいたいから使ったの」 理論上だけのもう一人の自分を作り出す魔砲、本当に使えるとは思わなかった…… これから試験だっていうのに、今から、疲れたら大変だよ?
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