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朝早くから来てる優樹菜に、なんて厳しいことを…、多分半分寝ていて、寝ぼけ状態だった彼女を引き入れたのだろう…
理事長の悪い癖で、可愛い娘を見つけると素質関係なく引き入れようとする。
なんでそんな事知っているというと、私も勧誘されたその一人だからだ
もちろん断ったけど、あまりにも勧誘された人が気に入ったからといって
「…優樹、カズお兄さんおはようございます…ハァ…」
目の前に、巫女服を着たセミロングの箒を持った可愛らしい少女が、笑顔をたやさないが虚ろそうに言った。
優樹菜とはなしながら、目標もなく歩いていたので思いがけないところについてしまった…
「おはよう、舞姫さまいつも眠そうね」
顔立ちは、神聖的なオーラを漂わせたこの巫女巫女は、私たちの象徴と言うべく大事な子で
都市の真ん中に位置する場所にドドーンと、立っている巨大な要塞みたいな神社『蓬莱社(ほうらいやしろ)』の巫女姫さまだ
私の素材があれば、なんでも作る力「創術」の元を教えて貰ったりとか、いろいろお世話になっている。
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