蓬莱学園魔砲少女隊

１、優樹菜とお兄ちゃん

「お兄ちゃん、今まで私をなんで避けてたの？寂しかったんだから」

敬語じゃなく妹のように接してくる。

言い方は、柔らかいが怒っているのがわかる。

優樹菜より付き合いは、短い物の思っていることは、解っているんじゃないかな……？何となくだけどね解るんだ。

「避けてた訳じゃなくて、周りの大人達から舞ちゃんとせっする時は、上品にふるまえって言われてたから、だってあなた神様なんだし、たぶん今まで壁作ってたんだ、私敬語とか苦手だし」

舞ちゃんは、私の左手に手を回すと頭を肩に乗せた。

「神様だから？そんなの関係ないよ、私は、私、貴方は貴方なんだからいつもどおりせ昔みたいにせっしてください……」

『さくらはさくら、ボクは、ボク自分で決めたことだから…』

昨日優樹菜に同じ事言われた事を思い出す。