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優樹菜まで私についてこないでも、良いと思うけど、才能が私よりあるのは認めるけどさ
「かのさんやさくらさん達は、普通科らしいけど友達と一緒じゃなくていいの?」
私の隣に座り自分で組んだばかりの魔砲杖をパソコンにつなげ、最終段階のプログラムを打ち込んでいる彼女に、私の言った言葉に耳に傾けてきょとんとした顔で見る。
「どうしてさ?さくら達は、さくら達、ボクは、ボクだよ?進路が違っても違う学校にいったとしても友達でしょ?お互いなっとくしているしさ」
画面を確認しながらさりげなく私の手を持つ
「…この間さくらんちに遊びに言ったときに進路のこの話になってしばらく沈黙した」
少し寂しげな顔で手を止める。
「違う話になるけど私達の学年内で普通科なのに凄い子達が居るって知ってた?」
気分を変えようと、私から話をすることにした。
「溝井さんでしょ?お兄ちゃん、小さい頃病弱で家にしかいれなかったからしらないと思うけど…」
私の横に置いてあった牛乳を言うとのみほした。
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