彼女がボクのメイドな理由

20/21
前へ
/83ページ
次へ
やっぱりわからない。 だが今は考えるよりは美月さんをなんとかするのが先だ。 ボクはさっきされたみたいに美月さんを抱きしめた。 美「ぼ、坊ちゃま?」 我ながららしくないが、こうすると気持ちがよく伝わる。 紡「そんなわけない。ボクは美月さんが世話してくれてすごい嬉しいよ。ちょっと不安になっただけ。美月さんは今のままでいいのかなって」 美月さんはしばらく黙っていたが、オレの背中に手を回して言った。
/83ページ

最初のコメントを投稿しよう!

34人が本棚に入れています
本棚に追加