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人懐っこい笑顔と共に突然両手を握られる。
「あ、えっと…」
突然のことに戸惑っていると、お構い無しにたたみかけてきた。
「やっぱりそうだよね。あ、自己紹介がまだだった。私は2年生の吉田柚希っていいます。実は今サークルの勧誘してて、時間大丈夫だったら部室に寄って行きませんか?」
早口でまくし立てられ、気がついたら部室に行くことになっていた。
男子高出身の悲しい性か、久しぶりに異性に触れてそれどころじゃなくなってしまっていたのは秘密だ。
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