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その夜はルイと丸井絵美留の事で頭がいっぱいだった。
私はルイに裏切られた事が悲しいかった。
しかも、仕事と嘘をついて丸井絵美留と会っていた。
丸井絵美留とは何回ぐらい寝たのかなど…。
けして母体には良くないような事を考えて…。
本当にに頭の中がいっぱいだった。
私はルイの最後の女でいたかったのに願いは叶わなかった。
私は妊婦だしルイとの夜の夫婦生活はなかった。
でも、妊婦の時に旦那が浮気する話しは聞いた事がある。裏切られた事はやだけどお腹に子供がいるので今回だけはルイの事を許そうと思った。
でも、ルイにすぐには伝えたくなかった。
それから、ルイは性格が180度かわったかのようにあれだけ嫌がっていた家事を手伝ってくれるようになった。
ルイはルイなりに少し反省していると思いました。
一週間寝室は別々でした…。
私はルイに素直な気持ちを伝えました。
やっぱり、嘘を疲れた事は悲しい。
でも、すぐにルイの事は信用出来ない。
ルイの言葉が嘘に聞こえちゃうよ。
少し時間はかかるけど…。
ルイの事許すよ。
そのかわり、ルイの携帯の中身見せてと言った。
すると、ルイがそれでミキが安心出来るならそれでいいよ。と言った。ルイの事が信じられないぶん携帯を見る事で…。安心が欲しかったのかもしれない。
ただでさえ、妊婦は不安なのにこんな事があり正常ではいられるはずはなかった。
その話をした夜からルイと同じ寝室で寝るようになった。
その夜ルイが手を伸ばしてきて手をつなぎながら寝た。
ルイは小さな声でミキごめんなといった。
私の目からは涙が流れた。
今まで我慢していた涙があふれるほど流れてきた。
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