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「やだ!!痛い!!!痛いよぉ‥‥」
撫子は違和感を感じながら、体を襲う激痛に少年特有の声を上げながら泣き叫んだ。
それもその筈だ。
本来排泄器官である部分に排泄とは逆の行為、挿入が行われている。
それが指一本でも、ほぐれてない場所に逆の行為を行えば人間は恐怖で、軽い刺激でも身を裂く様な激痛に変わる。
「まぁ、当たり前に初めてだな‥‥」
男はそう呟くと、撫子の後孔から自身の指を引き抜いた。
ぬちゅっと濡れた音を立て、異物挿入の違和感から解放された撫子が一息ついた瞬間、彼の後ろの双丘がいきなり開かれ、後孔が丸見えになった。
「やぁ‥‥‥」
撫子は肩で息をしていて、ゆっくり呼吸を整えて居る。
男は撫子の後孔に自身をあてがった。
「ひっ‥‥‥いたあああああ」
撫子が一瞬息を詰まらせた後、声にならない声で激痛を訴えた。
男は無言で逃げる撫子の腰を掴むと、乱暴に動き出した。
「ひぎっ‥‥いだ‥‥やだ‥‥」
「っ‥‥ふっ‥‥」
部屋には肌のぶつかる音と撫子の鳴き声、それに俺の一定の息づかいが不協和音を奏でていた。
「やれ」
その不協和音に低く機械的な音声が聞こえた。
男は乱暴に腰を動かし、なおさら勢いをつけると、膨張した自身から白濁を撫子の中に出した。
撫子は中に何か液体が入ってくる意識を感じながら、意識を辛うじて保っていた。
「能力を開花させる」
男が自分のズボンから注射器を出すと撫子の肩に針を刺した。
普段なら筋肉注射なので、痛みがあるが、後孔の痛みで注射器の痛みが相殺されていた。
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