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「わかったら此処から消えろ。俺に関わるな。」
一ノ瀬さんを残して俺は寮に戻った
「よう。先に飯食ってるぞ。」
そこにはさっき帰ってきたばかりなのか久瀬隼人が飯を食っていた。
「ああ。俺、今日も飯いらねぇわ」
一年の頃から寮の中では仲良かった隼人だけはずっと一緒に飯を食ってきた。
だが、最近飯を食わない俺をみてかなり心配をかけているようだった。
「…お前、最近可笑しくね?」
「いや。普通だ。」
「だって飯一つ食いやしねぇし。」
「腹が減らないだけだ。」
「病院行くか?」
「…」
その一言で俺の体はビクリと大きく震えた
病院は俺にとって最悪のとこでしかない。
「お前かお青いぞ。大丈夫か?」
「大丈夫だ。」
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