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シュッとボールをなげる音がする
あたしはいつもドッジの時なにもしない(笑)
すべては菖蒲まかせ
あたしのところになげてきてもよける
とる気ないから(笑)
菖蒲はとってなげての繰り返し
これがあたし達のドッジ(笑)
ウイーン…
ココの近くのマンションの自動ドアが開く
中から出てきたのは裕の友達の竜崎 真(りゅうざき まこと)
あたし達の間では通称デカハゲやろう(笑)
その名の通りでかくてハゲてるやつ
竜崎とあたし達はそんなに関わりはない
裕 「真!」
真 「あ?」
裕 「help!(笑)」
真 「はぁ?」
裕 「一緒にドッジしてくれ!」
真 「まさかこいつら当てれないとか?」
裕 「う…はい…」
真 「お前それでも男かよ」
裕 「当たりめぇじゃん」
真 「じゃぁpowerで当てろよ」
裕 「それで当たらないからゆってんじゃん(泣)」
真 「へぇ~?」
竜崎がチラッとこちらを見る
姫奈「な…なによ…」
真 「いやぁ?」
裕 「だから頼む!」
真 「いいぜ?一瞬で終わらせてやるよ」
裕 「さんきゅー!」
姫奈「菖蒲…どうする?」
菖蒲「どうするもなにもやるしかないじゃん」
姫奈「まぁね」
真 「始めるぞ」
裕 「おう!」
あたしがどうするか聞いた理由
それはね…
この2人手組んだら強いんだよ
まぁ…負ける覚悟ってとこだね
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