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盗賊達のリーダーらしいものがようやく立ち上がり、
顔を怒りに赤くさせながらやっとのことで叫んだ。
「今すぐお前を殺してやる!!!」
息も絶え絶えで少年に向かい叫んだ。
一方少年は全く息切れもせずに、眉をひそめて盗賊達の言葉を聞いていた。
少年は思った。
「なんでこんな奴等に罪のない人が殺されてしまったんだろう…何故なんだ…どうして……
いくら考えても既に起きてしまったことは変えられない、変わらない……
今出来ることは今しか出来ない……」
と思っていた。
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