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特訓1日目 対ファンガイア戦から3時間後 デンライナー
「…で、この15のタイプには相性があり、草は炎、炎は水、水は草に弱いといった感じだ。何か質問は?」
「ハイ!」
「リュウタ!」
「亀ちゃんは草タイプが苦手ってこと?」
「僕はポケモンじゃないよ!」
「正解!」
「違ーーう!」
「珍しく亀の字がいじられとるな」
実戦での特訓はファンガイアの襲撃で翌日に延長された。そこでディケイドはポケモンをよく知らないイマジン達にポケモンを教えている
「へーっ、これで来たんだ」
「カッコいいだろ?」
「アンタの姿はカッコよくないけどね」
「んだと?」
「まあまあ」
デンライナーの中なのでモモタロス達はレッドから出て本当の姿でいる。だから車内はとても賑やかだ
「でも、なんで外でもそうしないんだ?実体化できるんだろ?」
「確かにそうなんだが…、ちょっと訳ありで」
「ポケモンと間違われるのがイヤなんだよ。ほれ、授業戻れ」
「アンタをポケモンと間違えるバカはいないわよ」
「あ!言えてる!」
「やかましい!」
リュウタロスも授業をほっぽって談話に入る
「まあ、桃の字は捕まりはせんやろ」
「確かに先輩顔怖いし」
とうとう全員授業をほっぽらかす
「うるせーエロ亀!」
「ヒドイな先輩。僕は女性を釣りたいだけだよ」
「余計タチ悪いじゃねえか!」
「確かにタチ悪いわね」
さりげなくウラタロスはカスミの肩に手を置いてカスミにつねられている
「イタタタタ!」
「まあ、どっかの誰かさんと違って単純じゃないだけましね」
「それは誰のことだ?」
「1人しかいないでしょ?」
「なんだとこのイカスミ女!ゴハッ!!」
「誰がイカスミよ!」
イカスミ女と言ったモモタロスの顔面にカスミのストレートパンチが炸裂し、見事KO!
「もう…ゴールしても…いいよね?」
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