ふむ、魔界を攻略するか

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クカァァァァァァァァ! クワガタににた昆虫は俺に襲いかかる。 「奥義、マーズディザスター。」 火をおびたワイヤーが億を越えるクワガタもどきに襲いかかる。 クワガタもどきは、飛んで火に入る夏の虫のごとく、次々に焼き切れていく。 「どした。もう終わりか?」 「くッ、ダークフレアー!!!」 まぁ、ギガフレイムの黒い版だな。 「無にかえれ。アポカリプスデイ。」 白い光線は無情にも黒い火球を消し去り。魔王までも貫いた。 「グバァ!!ハァハァッ ち、糞がぁ!!」 「負けを認めるかい?」 「ぐッ、・・・・認めよう。」 荘一郎は我慢の限界が来た。 今までバカとしか戦わない。いや戦うしかなかった荘一郎にとってとても嬉しく初めて認めた相手だった。 「素晴らしいぃ!!!!!!見事だよ!!負けを認める素直さ。切り替えが早い、頭も回る!思考判断も合格点!さらに生きることに対しての執着心!!!!まさにパァーーーフェクトォォ―――!!!!」 「なぁ、私に魔王の座を渡せ。そして私の部下になれ」 「俺にメリットは?」 「ふむ、メリットか。まぁ魔王らしく、こう言ってやろう。」 「世界の半分をやる。」 「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!」 「お主、いや。主!!あんた面白ぇよ!俺はあまり私情で動かないけどあんたに死ぬまでついていくぜ!あんたが魔王だ!!」 「ふむ、いまから部下を集めろ、魔王。」 「魔王はあんただぜ。」 「私は大魔王になる、貴様は魔王だこれからもな。」 「ははッ、只今召集を行います。」 「では私は宣戦布告をしてきます。」
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