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* * *
「林くん、一緒にやろうか?」
「うっ、ううん!!大丈夫!!」
「いいよ、アタシ暇だから。いつでも…頼ってよ?」
「あっ、ありがとう…」
僕の名前は、林シン
中高一貫の学園に通う4年生。
一応、学年代表委員長で、今も資料を一部ずつ分けていたところ。
この結城さんはクラスも違うのに、僕のお手伝いをしてくれる僕の彼女。
去年に告白されて、付き合ったっきり、何もない…
そろそろ、僕から何かしたほうがいいのかな…
で、でも僕、キスとかしたことないし!!手も繋いだことないし…
結城さんはこんな僕のなにがいいのかな。
僕としては、ふるのが可哀想だったから付き合ってるだけなんだけど…
結城さん、可愛いし、きっと…モテるのに。
なんて、僕は最低だよね。
手を動かしながら、僕はため息をついてしまった。
隣にいる結城さんも驚いた顔で僕を見る。
「ごっ、ごめんね…!!」
慌てまくりの僕。
だめだめだね(>_<)
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