第1章 龍と義賊と山賊退治

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――――――――――――――― 魁「ふむ………まさか、いきなり劉備、関羽、張飛に会うとはな……だが、今は自分の軍を作る時だ…」 魁「………む?たくさんの人の気配を感じる。近くに村があるな……一休みするか」 魁は気配を感じる方に歩き出す。すると、そこには村があった。だが、村の近くに別の気配を感じる。 魁「……大方、賊の根城だろうな…後で行ってみるか」 魁はそのまま、村に入っていった。 魁「……まずは、飯屋に入るか…」 魁はそう言って、近くにあった飯屋に入る。 主人「……いらっしゃい」 魁「…主人、この町に何かあったのか?」 魁がそう言うと、主人は顔を歪める。やはり何かあったようだ。 主人「実はな、近くに山賊の砦があって…その砦の山賊が時々、村を荒しに来るんだ。若い女、子供も拐われて人質に…」 魁「…なるほど、わかった。俺が退治してこよう」 主人「…見たところ、かなりの武をお持ちのようですな。どうかよろしくお願いします!」 魁「…じゃあ、行ってくるとするか…」 魁はそう言って村を出て、砦に向かっていった。 ―――――――――――――――
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