皐月のこんな毎日。

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あ、どーも、こんにちは。 初めましての方やそうでもない方の為に今一度自己紹介をしておこうと思います。 俺の名は原澤皐月(はらざわさつき)。 性別はれっきとした男子で 高校一年生です。 何故、性別の辺りを強調するかって? それはちゃんとした理由があるからなのです。 俺はどうやら"名も無い花"という正体不明な花を持っている様でそのせいでまぁ、変な奴らに狙われているんです。 危ない目に何度あった事か… って、黄昏れている場合じゃ無いですね。 だけど危ない目にあっても無事で居られるには理由がありまして 名前に花や草木を持つ不思議な力がある人達に助けて貰っているお陰で今に至ってるわけなのです。 まぁ、その名前に花を持つ人達もある意味個性的な方々達ばかりなのはここだけの話ですが。 それは同時に俺の受難の日々の始まりでもありました。 ほら今も… 「…時雨さん」 「ん?どうした?皐月」 後ろから俺を抱きしめる青髪の長身の人は藤原時雨(ふじわらしぐれ)さん。 一応、相思相愛(?)です。 「何でそこは疑問系なんだ?」 人の心を読まないで下さい。
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