23人が本棚に入れています
本棚に追加
流れ星を見るのが、ずっと夢でした。
ある夏の夜、何人かで夜空を見に行きました。
本当に綺麗な星空で、流星群でもないのに流れ星がいくつも観察されたそうです。
何故か私だけ見つけることができませんでした。
流れ星を見るのが、ずっと夢でした。
だけど。
ずっと塞ぎ込んでいた友達が、流れ星を見つけてすごく嬉しそうにしていたのを見て。
もし今後私が百の流星が降り注ぐ夜空を見ることがあったとしても。
あの夜には敵わないだろうと思うのです。
そんな記憶の一ページ。
ミ
☆
文令さんスターありがとうございました!
最初のコメントを投稿しよう!