失踪3日目

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夜、幹夫の母から連絡が来た。 武が熱を出して、病院に入院したと。 幹夫は、急いで病院へ走った。 武はきっと一番苦しんでいるはずだ。 俺のせいで全てが、崩れてしまった。 懺悔してもしてもしたりない程、幹夫は悔いていた。 病室に入ると、武が眠っていた。 「肺炎です。しばらく入院すれば良くなります。」 先生の言葉に、幹夫は少しほっとした。 武のためにも、幸子を見つけ出そう。 幹夫は、警察がだめなら、自分で探そうと思った。 その日の幸子の足取りを、追い始めた。
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