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「明日も学校に来てあげるよ
先生ww」
「バカにしてない‥?」
「してるよ」
「なっ!?」
「アハハ、面白いねアンタ。」
「嬉しくないけど」
「でも、笑顔見れたし…いいか」
「…?」
「明日も待ってるから」
そう言って修は微笑みを見せた
「じ、じゃぁ、か、帰る!
バイバイ!」
「またね」
♯♯♯
―‥可笑しい。
あんな冴えない男に
ドキドキするなんて‥。
李茶は自問自答を繰り返しながら
龍の家に向かった。
龍とは幼なじみで半同棲をしている。
とある事情で。
「…ただいま。」
「おぅ、遅かったな、飯食う?」
「…今日はいらない。」
「お休み…」
「あれ、もう寝ちゃうの?
つまんねぇな…」
―‥いつまで一緒にいなきゃなんない?
いつまで機嫌をとればいい?
いつになったら
離してくれる…?
その日、李茶は夢を見た。
《あの日》の夢を。
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