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―…
*ぬらりひょん視点*
今夜も、いつものように京の町を歩いていた。
(ん、妖気か…。)
「総大将…。行きますか。」
「カラス、聞くまでもねぇだろ?」
横道から複数の妖気と、人の気配。
それから、飯屋にいた妙な妖気も、近くにある。
百鬼を連れ、そこまで行くと、とりあえず女を足止めしている、ぬりかべを斬ることにした。
「だめーっ。」
「!」
―ドッ ズシャアァ…
(あぶねぇ…。もう少しで、こいつも斬っちまうとこじゃった。)
よく見てみると、妙な妖気は、こいつからしているようだった。
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