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親「また休むのか?」
俺「うん。熱っぽい。」
親「しょうがないヤツだな…」
かれこれ2週間は学校を休んでいました。
イジメってほど酷くはないが、たまに登校してみると…
内ばきが見当たらない。
机に仕舞いっぱなしだった教科書も隠されてる。
もはや学校に行く意欲は無くなりました。
家でゲームをして過ごす毎日。
後先なぞ考えず、ただひたすら現実逃避していました。
ある日、昼頃に訪問者が現れます。
優「久しぶり!ゲーム飽きして学校行ったらお前いないじゃん。だから抜けて遊びに来た(笑)」
俺「そう…」
空元気も出ずに生返事ばかりしてました。
すると優が
優「一応学校で何あったかは聞いたよ。
ほら、ときメモ。一週間後取りに来るから感想言えな!」
俺を見放さず、元気付けようとする優。
ちょっぴり泣きました。
なんで自分なんかに優しくするのか…
優に聞いてみました。
優「さぁ?一緒にいて楽しいからか?わからん(笑)」
この言葉を聞き、俺はコイツと友達で居続けたいと本気で思いました。
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