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翌日。
………
俺「zzzz」
………
俺「zzzz…ん?」
何か気配のようなモノを感じ、目をさましました。
すると、俺が寝てるベッドの前に親父がいました…黒染め液を持って。
親父「チッ」
と言ったか定かではないが、俺に襲いかかってきます。
寝起き早々何だこれは…
寝ぼけながらも必死に染め液を叩き落とし、取っ組み合ってなんとか諦めさせました。
この金髪は俺の意思表示、それを寝ている隙に染め直そうとする親にキレました。
どんな行動をとったかは伏せますが…
我が家は和風でして、俺の部屋に壁はありません。
障子と襖な造り。
その襖にはこの日飛び散った染め液やゴニョゴニの跡がついてます(笑)
うちの家計はみんな真面目なんです。
俺みたいにあからさまグレたのが親族に一人もいなかったらしく、親として…人として更生させようと必死でした。
そんなことは露知らず、朝の騒動に気を悪くした俺は学校に向かいました。
登校ではなく、単に遊びに行く感覚で。
学校は何気に近いんです。
徒歩5分で着いた俺、当然怒りはそのままお持ちでした。
プリプリ怒りながら教室に進むと、見知らぬ先生が話しかけてきました。
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