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僕と妹は自分から進んで男に着いて行ったんだ。
周りにこれ以上の迷惑を掛けたくないのに、僕だけじゃ妹を養っていくことなんて出来なくて…男の差し出した手にしがみつく事しか出来なかった。
「人類の研究の手伝いをしてほしいんだ…もちろん君達に不自由は一切させない」
男の優しい嘘
否…ある意味真実の言葉で僕は疑うより先に彼を頼る。
そうだね…なぜ男を信じてしまったのか。
僕が悪くて妹は単なる犠牲者にしかすぎなくて…。
それでも彼が興味を示したのは妹の方だった。
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