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(此処は…?)
意識を取り戻したフェル目の前は
無限に広がるような
闇に覆われていた
「此処はいったい…」
『お前は罪を犯した』
(…!?)
どこからともなく響いてくる声に
フェルは僅かに恐怖を感じた
「…罪?」
声に問い掛けながら
右腕を腰に差した剣にかける
『そうだ。決して許す事の出来ない罪だ。お前は逃れる事の出来ない罰を受けるだろう。』
「許されない罪?
俺が何をした?
お前は誰なんだ!?
罰ってなんだよ!?」
『……』
「答えろよ!!」
『……直にわかる』
其処で再び
フェルの意識は途絶えた
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