Amur adonis

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再び目を覚ますと 世界は闇に覆われていた 起き上がり周囲を見回すと 血を流し倒れている 夥しいモンスターの数 それに負けないくらいの 兵士たちの死体 無数に転がっている瓦礫の数々 きっと其処に城があったのだろう その光景はまさに 地獄絵図だった 絶望感に浸りながら 歩いていくと 〈カン!キィン!ガキィン!!〉 誰かが闘っている音がした その方向に足を走らせると フェルを気絶させたモンスターとそれと必死で闘う レウスの姿があった
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