Amur adonis

12/21
前へ
/23ページ
次へ
「それにしても…今の凄かったな」 『まぁな,不死鳥の炎だけを召喚したんだ』 「不死鳥!?フェニックスをか!?」 『炎だけだけどな。 まぁ…まだ俺には扱いきれないから多用出来ないんだけど』 召喚するモンスターには 様々な種類と階級が存在する 簡単に召喚できる低級モンスター 詠唱を必要とする中級モンスター 詠唱と血の証を示して召喚する 上級モンスターなどだ またそれによって 使用する魔力の量が比例してくる 特に上級モンスターの中でも 炎鳥フェニックスと 氷竜ドラグーンは 魔力の使用量がずば抜けている その為,この世界で召喚できるものはそうそういない 『炎だけだから 随分魔力の使用量は減ってんだけどな…それでもこの様かよ』 「でも倒したんだからいいじゃん,凄かったな」 『そうだな…あー疲れた!!』 そう言うと 力を抜き大きく大の字になった レウスが倒したモンスターが最後だったのか,周りは静寂に包まれた 〈ガタッ〉 『この程度か?』
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加