★記者会見と、ぶら下がり

2/2
前へ
/179ページ
次へ
. 『記者会見』には『緊急記者会見』と『記者会見』があります。 細かく分ければ、他にも『記者発表会』『記者説明会』『プレスリリース』などに分けられます。 『緊急記者会見』 火災・震災、テロなどの突発事故。 重大な犯罪。 データ流失・社内情報のリークなど、管理上のミス。 欠陥商品・法令違反(粉飾決算・贈賄など)のような緊急性が高い場合、場所を設けて行われます。 通常の『記者会見』は、例えば芸能人の結婚発表・引退表明など、緊急性は無いもののニュース性が高い場合に行われます。 また、スポーツの試合終了後に選手や監督とのやり取りをするためにもあります。 『記者発表会』 企業の新製品や新たなサービス、注目新人歌手のデビューなど、一言で言えば世間に広めたい事柄を公表する場です。 『記者説明会』 何かの事柄に関する詳細・経緯などを説明する物で、ニュース性は高くないものの、今後の記者活動に有用である情報を発表します。 『プレスリリース』 行政機関や民間企業などから、報道機関向けに発表された声明や資料のことです。 記者は、プレスリリースを元に取材を行って記事にします。 それに対して『ぶら下がり』というものがあります。 会見場で行うきちんとした会見ではなく、立ち話のような物です。 例えば総理大臣が首相官邸へ出入りする時に、記者が群がって取材をすること等をいいます。 「総理、〇〇大臣とはどんな話し合いをされたのですか?」等と質問しているのを、テレビのニュースで良く見かけるでしょう? あれが『ぶら下がり』です。 .
/179ページ

最初のコメントを投稿しよう!

65人が本棚に入れています
本棚に追加